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新入社員の3年以内の離職率

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苦労して就活を勝ち抜いて内定をした最近の若者は、石の上にも3年いない若者が増えてきていると言います。

その退職事情が結構な事になっているようなので、紹介して行きたいと思います。

 

大卒者・高卒者の3年以内の離職率を業種別で見てみましょう。

 

 一番離職率が高いのは、『飲食・宿泊業』と『教育・学習支援業』となっており、3年までの離職率は、大卒者で半数余りの48%となっています。

 

逆に離職率が低いのは、『電気・ガス・熱供給・水道』のライフライン産業の離職率7.4%となっています。

 

全体の平均値でいうと、

大卒者は28%で、短大卒は39%高卒者は35%の若者が3年以内に離職をしています。全体的に、離職率の高い職種は総じて給料が低い傾向にあります。

 

退職の理由別でみると、

 

第1位   『仕事が自分に合わない・つまらない』が4割に対し、

第2位 『賃金や労働時間の条件が合わない』が3割、

第3位 『人間関係』が2.8割になっています。

 

 

3年以内の退職の内訳をみると、3年どころか1年以内に辞める人も目立っており、大卒者の13%を占める結果になりました。

 

 

なぜこうにも若者の離職率が悪くなったのか?

 

 

その背景として、労働法令を守らないブラック企業の存在があります。

長時間労働や過酷なノルマを課し、上司先輩のパワーハラスメントがあり、さらには賃金や残業代を支払わない企業が横行している現状もあります。退職をした若者の中には、うつ病自律神経失調症を患うという追い込まれての退職というものもあります。

 

そのブラック企業は、わたしは中小零細企業のイメージがありましたが、大手や超が付く有名企業にも多いと聞きます。しかも、人件費を不当に圧縮するブラック企業ほど利益が上がって成長が著しいと言います。

 

 

しかし、問題は企業側だけではなく、新入社員側にもあるようです。

 

どの企業も新人は、雑用が主な業務となる場合が多いです。まして、新人にやりたいように仕事をさせる企業は何処を探してもないことでしょう。

それなのに、3年以内で辞めてしまう輩は、やりたいことができない、させてもらえなかったという理由で辞めてしまうのです。

 

こうしたやりたいことを振りかざす若者は、雑用を嫌がり、組織になじめない傾向が強いです。結果、退職をして次の転職先でも雑用から始まり、3年以内で職を転々とする結果となって、身についた仕事は雑用だけとなるのです。

そんな身についた仕事(雑用)は、キャリアアップとは言いません。

 

キャリアアップとは、その雑用を乗り越えた先にある仕事の頑張りにあります。

 

 

近年の景気低迷で、企業の採用抑制、雇用調整が続いて非正規で働く若者が増えている傾向にあります。また、非正規で働く若者の技能や職業能力を高める場も十分に整っていないのが現状です。

 

そんな厳しい中、就活で内定をもらった若者たちには今一度、働くと言う事をよく見つめ直して入社式にに挑んで欲しいと思います。

 

 

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