読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

就活や転職活動の際に役に立つかもしれないブログ

働くために役に立ちそうな事やお金に関する事を日々書いていこうと思います。

スポンサードリンク

会社と個人はどちらが偉いのか?

 

よく企業の不祥事や粉飾決済の問題が起き世間を賑わせることがあります。

 

その不正をしている社員本人も、もちろん悪いことだとは分かっていて「やりたくない」と思っています。しかし、会社の都合で不正をしなければいけない社員の葛藤が見え隠れして何ともいたたまれない気持ちになります。

 

この会社都合とは、大体の場合は一握りの経営陣の保身のためにということが少なくないようです。それでも、その社員が不正に手を染めてしまうのは、生活のため、収入と雇用のためということ、これに尽きると思います。

それを考えると、会社というものは社員より漠然と偉いという感覚になってしまいます。

 

もちろん不正はいけないのですが、『会社のため』と掲げられるとそれが十分な理由だとい言わんばかりの権威を会社側が持っていることになります。

この傾向は1980年代頃には、最も強かったといえます。

 

企業と個人の関係が変化しつつある現在では、その権威が徐々にではありますが少なくなっており、正論が通りやすい雰囲気になってきているようです。

一昔前では、会社に命令された転勤には従わなければいけない空気がありましたが、近年では社員側がある程度の拒否権を持てる会社が増えています。社員自体の希望や生活事情を聞いてから人事発令を出す会社が増えてきたのです。

 

そもそも、会社の命令に無条件で従うのが当然という発想が現在の社会に通用しないということです。

 

それでは、なぜ会社の威光が弱まっていったのか?

 

バブル崩壊前は、終身雇用という程度の差はありますが、会社は社員の一生の生活の面倒を見るものだという気風がありました。しかし、バブル崩壊後の長年の不況により、会社が必ずしも長期に渡って社員の生活を保障する力がなくなりました。

それに加えて、産業の衰退により人材の流動化、国際化が進み転職というのが一般的になり個人が会社を選ぶことが容易になりました。それによって、社員側も昔ほど会社側の理不尽を我慢しなくてもよい環境になったともいえます。

 

もともと、産業構造が変化する時は、人が移動する方が自然ですし、企業側も適材適所をするためには、従業員の数を増やしたり減らしたりと入れ替えができた方がいいのは、当然のことであります。

 

かつての会社の威光が弱まって、会社側からしてみれば情けないと思うかもしれませんが、これで普通に戻ったと考えるのがよいでしょう。

 

こうした変化をもたらした要因の中で、『転職』が重要な役割を果たしたことは知っておきたいところです。