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就活や転職活動の際に役に立つかもしれないブログ

働くために役に立ちそうな事を日々書いていこうと思います。

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球場のビールの売り子さんから学ぶ営業戦略

仕事の種類

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楽しい野球観戦、暑い球場で汗をかきながら頑張っている選手たち。

 

選手のほかにも、球場の階段を上ったり下りたりと私たちの喉を潤してくれるブールの売り子さんたち。

正直球場のビールは高いですよね?そんな悪条件の中、彼女たちはどうやってビールを販売しているのか?

 

営業の鏡ともいえる、ビールの売り子さんたちの凄まじいまでの努力をピックアップしてみました。

 

球場のビールは非常に高く、一杯800円くらいでしょうか?

しかも量的には、350mlの缶ビール相当の量しかありません。家で飲むビールの4倍、居酒屋で飲むビールの2倍近くする計算になります。

 

そんなぼったくりみたいな価格にかかわらず、飛ぶように売れていくビール。

千葉マリンスタジアムでは、一日『370杯』も売った強者の売り子さんもいると言います。売り上げにして焼く30万円、この売り上げを試合中のわずか数時間で稼いでしまったのであります。

 

なぜ高いビールがそんなに売れるのか?

 

その裏にはビールの売り子さんのすごい努力があるのです。

 

 

野球場のビールの売り子さんは、効率良くビールを売るには悪条件だらけ

野球観戦の特性上、1日限りの短い時間の中で、ビールを購入、この短いやり取りが基本で、ほとんどが一見客と言う環境。

しかも、売り子さんたちの販売する範囲があらかじめ決められており、その範囲が極端にビールを飲まないゾーンの可能性もあるのです。

 

また、10キロ以上の樽を背負い球場の階段を上り下りをしなければいけない、女の子の体力ではそうそう往復はできないことでしょう。

ビールの売り子の人数も決められていて、各メーカー40人程度で4社160人程度が一斉に販売するので競争も激しいのです。

 

 

彼女たちは、こんな厳しい条件の中、普通より高いビールをどうやって効率よく売っているのでしょうか?

 

 

ビールの売り子さんの営業戦略

 

戦略1…新規の顧客を作る

アイコンタクトが新規の顧客を射止める最大の武器です。

 

『後半のホームランの後は売りやすい』『応援しているチームが攻撃しているときは売りにくい』『声を出したあとは喉が渇く』などの市場(球場)のニーズをいち早く読んで行動をしています。

 

一緒に連れてきた人にも見せたくなるようなパフォーマンスをする。

 

たとえば、ハートを描くような要領でビールを注いで自分をアピールする。

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↑ わかりますか?

微妙にハートになっていると思います。(これは球場のビールではないんですけど)

 

ビールの売った後のフォローも、客が一口目を口にした後に、『丁度新しいタンクに入れ替えて来た所なんです。新鮮で冷たくて美味しいでしょ?いかがですか?』後ろ一帯に聞こえるように宣伝をして、客が『旨いね~』と答えるとそれを聞いた周囲の人は次々と注もしてくれる、などの戦力もとっています。

 


戦略2…リピーターを作り 

やはり効率よくビールを裁くには、『あの子から買いたい!』と思われ、リピーターを作ることです。

 

売り子さんによってその戦略は様々で、試合開始前の1杯目が飲み終わったお客にタイミングよく近づいて、『ああ~ん、さっきは私から買ってくれなかった~もう~』など声をかける。

ビール購入の客層を考えると、そういわれたおっさんたちはついついその女の子からビールを買ってしまうのです。

 

また、写真撮影をして『また呼んでくださいね!』と次につながる言葉をかけるなど、自分を印象付けたりもします。

 

こうした努力のもと、常連さんを作ると、その人の特徴、席番号、口癖やかわした言葉までもメモをするそうです。そうすると、年に一回しか来ないお客さんでも遠くから見て判断できるのだと言います。

 

常連さんを作るには、まず誰がビールを買うか担当のエリアをじっくり観察する事から始まるのだと言います。

 


戦略3…呼びやすさを意識する

何も特徴のない売り子さんだと、せいぜいビールの銘柄で呼ぶくらいかすいませーんと言うしかありませんが、一流の売り子さんになると、声のかけやすさや呼びやすさを意識して販売をしています。

 

その一工夫とは、 特徴のある髪飾りなどを付けて販売をしているのです。

 

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この綺麗なおネイさんを見ると、髪飾りにひまわりを付けてます。

そうする事で、そこのひまわりのおネイさんと呼びやすくなります。しかも、この髪飾りをきっかけに会話が広がり、ビール以外にも他の商品も買ってもらう効果も期待できます。

 

人は何か接点があった人からモノを買いたいと思うものです。応援しているチームにホームランが出た時などは、お客さんと一緒にハイタッチなどをして、親近感をだし売り上げにつなげてもいるのです。

 

戦略4…業務後を必ず振り返る

売り子さんたちは、業務後に『今日はどうだったか?それはなぜ?明日はどうする?』と振り返り、次の目標を立てるのだと言います。そして、売り子同士の情報も惜しみなく共有します。

その情報共有は、日記形式などで書かれていて、全員が書いた日記が誰でも見られるファイルがあるそうです。

 

また、会社でも重要な新人の教育もきちんとされていて、新人の質問にも上級者は親切丁寧に教えてくれるので、新人も育ちやすく売り上げも上がっていくのです。

 

自分のライバルが出来るかもしれない、上級者たちがなぜ新人に親切に教えてくれるのか?

 

それは…

 

上級者がチームとして新人を教育してノウハウを共有すると、表彰されて自分に返ってくる仕組みだそうです。

 

 

気になる売り子さんたちの給料は…

 

野球場のもう一つの戦い、売り子さんたちの戦い、さまざまな工夫で高くても、私たちは買ってしまいます。

 

そんな売り子さんたちの給料は、『固定給+歩合』で決まるそうです。

歩合の割合は、球場によって違うようですが、一杯40円~50円の所もあれば、売上の10%と言う球場もあります。

 

10%で計算すると…

一杯800円のビールを2時間~3時間で300杯売れば、24000円の出来高になります。

2時間~3時間で24000円稼げれば、金額だけで見るととてもおいしいですね。

 

しかし、誰でもそれが出来るかと言うと、そうでもないような気がしますし、その収入は売り子さんたちの努力賜物ではなかろうかとおもいます。

 

 

いかに、他の売り子ではなく、自分を選んでもらうかが、この仕事のカギとなるのではないのだろうか?

 

これを見ているお嬢様たち、ビールの売り子さんをやってみませんか?