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就活や転職活動の際に役に立つかもしれないブログ

働くために役に立ちそうな事やお金に関する事を日々書いていこうと思います。

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就活終われハラスメント『オワハラ』とは?その背景と対策…

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最近の就職活動で何かと話題に出て来るのが、『就活終われハラスメント』略して、『オワハラ』です。

 

聞いたことがない人のために、説明をしますと…

 

就活生に対して企業側が、

内定を出すから、就活を終わらせてうちの会社に入社しろ』と強要する事を指します。

 

今日は、そんな就活生のために、オワハラの背景とその手口、対処法を書いていきたいと思います。

 

そもそもこのオワハラは、珍しいことではなく毎年少なからず、様々な企業で行われているようで、就活生の悩みの種ともなっていました。

 

それがなぜ最近になって、注目を集めるようになったかと言うと…

 

原因は、2015年の経団連加盟企業が採用・選考時期を8月に後ろ倒ししたからです。

これにより、採用力の強い大企業では、特に問題はありませんが、中堅企業やベンチャー企業はそうはいきません。大企業と同じスタートラインに立ったのでは、勝てないのですでに内定をだしています。

 

また、好景気も相まって、内定を前倒しをしていても、大企業が選考を始めると大量に内定が辞退されてしまう可能性があり、採用を仕事とする人事も内定者を確保しようと必死となり苦肉の策がこのオワハラなのです。

 

 

おわハラ」の手口として、一般的には次のようなパターンがあります。

 


他社の辞退を強要する

「今、受けている企業を全部辞退すれば、この場で内定を出す」
「この場で、受けている企業全部に辞退の連絡を入れなさい」

 

これは、内定の辞退を強要するパターンです。面接中に内定をもらった企業に電話をさせるというのは、話に聞きましたがどうやら本当にあるようです。

電話番号が知りませんと、逃げたいところですが、最近ではネットで電話番号くらいすぐに分かりますから、そんな言い訳も通用しないでしょう。

 

 

他社の選考を妨害

他社の選考に行かせないように、毎日のように面接の日程を入れるなどして妨害するパターンです。

妨害と言う面では、何度も面接をする企業は確かにあります。長いところでは、2次面接、3次面接と言うのが大企業では多いことと思います。たしかに、これくらいなら聞いたことはありますが、5回、6回も面接を繰り返す企業もあると言います。

そこまで行くと色々と勘繰ってしまうのは私だけでしょうか?

 


内定辞退をしようとした人を脅す
内定辞退をしようと連絡した人に対して、絶対に入社するように脅すパターンです。そして、前述したような、他社の辞退を強要する行動に出るのです。



ハラスメントと言う言葉を使うと、どうしても企業側が悪いような印象もありますが、採用数にノルマがあったり、早く内定数を確定させたい企業側と、なるべく多くの企業から内定を得て、安全に就活を進めたいお互い様な状態でもあります。

 

こんなことなら、一時期の一斉採用ではなく、通年でずっと採用をすればいいのでは?と言う疑問にもなりますが、採用人数が20人くらいならそれも出来ましょうが、200人400人の規模となるとバラバラに来る応募者の対応に限界が生じ、結果めんどうだから一括で採用しましょうという事になるのです。


また、会社の規模が大きければ大きいほど、仕事の分業化が進んでいますので、個々の能力が高くなくても業務がこなせるようになっています。そのため、人材の質にあまりこだわらず人材を採用しても支障が出にくいのです。
その辺を考えると、大企業が新卒を一括採用するのは合理的とも言えます。



それでは、学生側が実際にオワハラを受けた時にはどうしたら良いのでしょうか?

 

 

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他社選考の辞退を強要

その場で他の企業の選考を全て辞退する事を強要され、携帯で各社の人事に電話をかけるように促された場合は、電話帳を見せながら本当に電話してやってください。

もちろん本当にかけるわけではありません。あらかじめ内定をもらっている人事の連絡先を親の電話番号に登録して、事前の打ち合わせのもと、電話をすればいいのです。

 

また、電話ではなく口約束でこのような事を言われたら、嘘も方便、この会社が一番で絶対に入社しますなどと言ってやればいいのです。

その時に、入社承諾書ならぬものを書かされるなら、書いてやってください。これにはなんも法的拘束力はありません。しかし、文章で入社をする約束をしたことには変わりありませんので、入社承諾書提出後に辞退したら、約束を破ったことで損害を与えたとして、企業が学生を訴えるということもあり得ないことではありません。

 

でも、安心して下さい、実際に訴えたとしても、その損害額を立証することは難しかったり、そこまでお金や手間をかけてまで一人の学生にこだわることが全体として得かどうかということになるので、まず企業から訴えられることはないでしょう。

 

この入社承諾書は、あなたは社会人として会社と約束を交わしたのだよとプレッシャーを与える意味の方が大きいと考えます。

 

学生さん側はあまりしている人がいないかもしれませんが、基本的に内定取り消しは法律的に出来ないようになっています。

その理由として内定というのは、まだ入社していないにしても、雇用契約と同じであると考えられているからです。内定取り消しは、法的には解雇と同じことになり、原則として単なる企業の都合で行うことは出来ないのです。

でも内定者の側からは、入社を断ることはいくらでも出来るのです。

つまり、圧倒的に内定者の側が有利なのです。

 

これは、労働者を守ることが第一義の労働法の基本によりますし、もっと根本的には、職業選択の自由憲法で保証されているからです。


 

内定後、物理的に身体を拘束

内定後の物理的妨害については、懇親会や社員訪問という名目でかなりの頻度で、企業から呼び出しがあると思います。

 

ここでの対策として、面接段階から○○が忙しく就活する時間がほとんどない。などと伏線を張ったうえでサラリとお断りすると良いでしょう。特に大学生は、勉強関係を理由に伏線を張っておくと良いかもしれません。

 

内定辞退に対する罵倒

内定の辞退を申し出ると、電話口などで激しく罵声を浴びせられる事もあると言います。また、一度会社に来てくれと言われる事例もあるそうで、気を付けたいところであります。

 

会社に行く義理などみじんもないのだが、もし行くのならスマホなどのボイスレコーダー機能を使い、罵声の一部始終を録音すると良いでしょう。

 

 

 

以上のように、就活生も企業に就活を終わらせろと言われたら、口ではそう伝えておいて、ケロッと就活を進めていればよいとおもいます。企業側は一度内定を出せば、簡単に取り消すこともできませんですし、採用に関する情報は個人情報なので、他社の内定状況など調査する事も出来ません。

 

のらりくらりと、採用担当者の追及をうまくかわす事の出来るような、図太さをもって就活を進めるようになりたいものです。

 

労働市場は、売り手市場になっていますので、売り手である学生側が譲歩することなど
ないはずです。逆の立場になれば、企業側が内定をくれないですし、ポンポンと取り消すことだってするでしょう。

売り手市場である今こそ、有利な環境を利用して立ち回れるのが賢い就活生です。

 


オワハラをするという事は、それだけ企業側が人材を欲しくてせっぱつまっているという事です。その時点で、就活生側の方が有利なのです。

おわハラなど怖がらず図々しく、就活の主導権を学生が握ってコトを進めていけばうまくいくのではないかと思います。この多少の図々しさは、社会に出ると嫌でも身につけなければいけないスキルだと私は思っています。