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就活や転職活動の際に役に立つかもしれないブログ

働くために役に立ちそうな事やお金に関する事を日々書いていこうと思います。

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景気回復による、企業の非正規社員の正社員化

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景気が回復して、労働需要がひっぱくしてくると、企業はより良い条件で従業員を雇用しなければ人材の質を高めることができません。

 

好業績の企業ほど、従業員の正社員化や無期雇用化を展望している傾向にあると言います。内閣府の調査で、好業績の企業に従業員の計画を聞いたところ、有期雇用よりも正社員を多く増やそうと言う意識が強くなっています。

 

景気回復と聞くと良い事なのですが、それにより新たな弊害が出てきており、飲食業界やサービス業を中心に労働力不足が目立ちはじめています。各企業とも人材獲得に頭を悩ませており、時給などをあげて人材を確保する動きも広がっています。

完全失業率も、2015年6月で約3.4%で、この数字は1997年代くらいの数値まで回復しています。この状況の中、パートや派遣社員等の非正規社員から正社員への流れが始まっています。

 

 
大手コーヒーチェーンのスタバの日本法人は、契約社員を全員正社員化しました。また、うどん等のチェーン店を展開するグルメ杵屋も、地域や時間を限定してではありますが、パートやアルバイトを正社員へ転換する制度を導入しました。

また、東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドも、契約社員を正社員化すると発表しています。

 

 

これをみても、色々な企業が非正規社員の正社員化を急いでいるかのようにも感じるのは、なぜだろうか?

 

 

この正社員化の背景として、やはり人手不足が挙げられます。

今回の景気回復を背景に失業率が低下しており、パートや派遣社員を募集する会社は、時給をあげてでも確保しようと躍起になっています。さらに正社員に転換できるのであれば、パートや派遣社員など非正規の人にとっては非常に魅力的な話です。わが社は、正社員になれると宣伝すれば、おのずと人も集めやすいことでしょう。

 

 

それともう一つの理由として、ミスマッチの解消だとも言われてます。

会社や仕事に関して何も知らないまま入るより、会社の雰囲気や労働環境を十分理解している勤務経験者を正社員にすればミスマッチも少なくなり、離職率も低くなります。会社側にとっては、不要なリスクを回避することが出来るのです。

 

 

そして最後の理由として、会社に対する忠誠心が高まるというメリットもあるそうで、パートや派遣社員は、いつ雇用契約を解除されるのかという不安をつねに抱えて仕事をしています。それが、正社員にしますよとなることで、雇用の不安は一気に解消されて、より一層会社のために頑張ろうという気持ちになるのだと言います。

 

 

高齢化社会に伴い、日本自体の人口減少が確実な今、当然労働人口も減少していくことが確実視されています。体力のある企業もそうですが、将来への投資として、正社員化を急ぐ中堅企業も多いと聞きます。

働く側の気持ちとしても、正社員の道があれば働く意欲もわいてくるというものです。

 

 

コストの面で言えば、非正規から正社員の転換は、コスト増につながります。しかし、今の時代、両親の介護や夫婦の転勤状況、子供の教育と言った状況で、しかたなくパートや派遣社員等の働き方をしている人も多くいます。

 

このような関係で勤務時間や勤務地域を限定する、『地域限定社員』という制度を導入している企業も最近では、増えてきているので、勤務形態や給料を大きく変えないで、非正規社員を正規社員にする方法もあるのです。

 



現在、雇用環境が激しく変化する時代になってきて、今までの雇用の常識が覆される時代になってきてるのかもしれません。

これから、多くの企業が取り組むべき課題は、働く人の価値観を認めて、それにあった多様な働き方を柔軟に対応できる組織作りがポイントになってくでしょう。