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せっかく入社したのに給料が、【最低賃金】を下回っていたらあなたならどうしますか?今すぐ確認しましょう。

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月給が「最低賃金」を下回ったら、どうする?

 

せっかく内定を勝ち取り、入社をしたのにいざ給料をもらうと、月給が最低賃金を下回っていたなんてことは、少なくないようです。

 

就職対策はバッチリでも、労働法規については意外と知らないと言う就活生は、多いと思います。そこで、就活生が知っておいた方が良い労働法規について書いていきたいと思います。

 

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就活生からしてみれば、まずは内定を勝ち取ることが先決で、労働法規については二の次になるのは仕方のない事です。労働法規を初めて意識するのは、複数の内定をもらってどちらにしようか選択するときから。

また、採用企業側からすれば【労働条件】ばかりを気にする学生の印象は良くないかもしれません。

 

しかし、しかし、知識があるとないとで就活に挑むのには大違いだと思います。

いざというときの対応が変わってくるからです。一般常識対策としても、労働法規の基礎は押さえておいて損はありません。

 

 

労働法とは会社側の権利濫用を許さないためにあります。

 

例をあげると、時給800円で働くという契約をしたらどうなるでしょうか?

 

民法では「契約自由の原則」と言う項目があります。

契約の自由ということは、どんな内容の契約をするかは自由ですが、一旦契約をすれば両者ともその内容に拘束されることを書かれています。

 

民法623条では「雇用は、当事者の一方が相手方に対して労働に従事することを約し、相手方がこれに対してその報酬を与えることを約することによって、その効力を生ずる」と定められています。

 

では、月給が「最低賃金」を下回ったら、どうすればよいのでしょうか?

 

先ほどの時給800円で働くという契約について考えてみましょう。

この契約が有効かどうかは、どの地域で働くかによって変わってきます。ここでは、あなたの住んでいる地域ではなく、実際の勤務地がどこかということになるので頭に入れておいてください。

 

最低賃金と言うのは、「地域別最低賃金」と言って都道府県ごとに定められ、毎年10月頃に改訂されます。

 

現在、東京都の907円を筆頭に、神奈川県905円、大阪府850円、埼玉県と愛知県820円、千葉県817円、京都府807円となっています。

ここで、問題なのが最低賃金額が800円以下の都道府県で働く場合は、時給800円は有効ですが、もし801円以上の場合はその部分が無効となり、最低賃金と同様の契約をしたことになるのです。

 

最低賃金法4条2項では「最低賃金の適用を受ける労働者と使用者との間の労働契約で最低賃金額に達しない賃金を定めるものは、その部分については無効とする。この場合において、無効となった部分は、最低賃金と同様の定めをしたものとみなす」と規定されています。

 

よって、最低賃金を下回る契約は無効となるのです。

 

この無効の意味は、労働契約自体が無効になるわけではなく、最低賃金に達していない時給に関してだけ無効となり、法令で定められている額が適用されるということになります。

 

ここで誰もが気になるのが、一般的な企業が採用している月給制の場合はどのように計算すればよいのか?という事。

 

これには、計算方法があって

 

月給÷1カ月平均所定労働時間

 

が、その事業所のある都道府県の最低賃金以上である必要があります。

 

例をあげると、

 

ある会社の年間所定労働日数が255日で、所定労働時間が8時間とすると、1カ月平均所定労働時間=(年間所定労働日数255日×8時間)÷12カ月=170時間となります。

 

月給には基本給、職務手当などの手当は含まれますが、通勤手当、残業手当などは含まれません。もしその会社の月給が15万円とすると、15万円÷170時間=882.35円となり、東京都と神奈川県では最低賃金を満たしていないことになります。

 

また、業種によって【特定最低賃金】と言うのが定められている場合があるので、その場合は、その額が「地域別最低賃金」より高い場合に限りそちらが適用されます。

 

民間企業であっても、この労働法は規定されています。企業が社員に対して、【入社したばかりだから、成果をあげていない】などの理由で労働法を逸脱した行為は禁止されています。

 

この法律を守らなければ、企業側が処罰されるのです。

労働者は労働法で保護されているのです。

 

 

 

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