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就活や転職活動の際に役に立つかもしれないブログ

働くために役に立ちそうな事やお金に関する事を日々書いていこうと思います。

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「二世帯住宅」の方が親の援助があるんで負担が少なくてお得!…ってほど現実は簡単ではありません。

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最近では、二世帯住宅を建てて親と同居をしている家庭が増えていると聞きました。

 

その一番の要因は、景気の悪化により私達子世代の収入が減少傾向が続く中、マイホーム購入まで資金が回らないと言う事が挙げられます。一方でマイホームを建てている親世代も、大きなリフォームをするのにローンを組むのが難しい場合もあり、双方の利害が一致した結果が実家の二世帯住宅化となるのです。

 

二世帯住宅に親と住むと聞いたら、嫁・姑問題が頭に浮かんで良いイメージが浮かんできません。

実際に嫁姑問題のほかにもメリット・デメリットがさまざまあります。単純に、親が少し折半してくれるから家を建てる費用が安くなるからお得と考えるのは、早計かもしれません。

 

今日は、そんな二世帯住宅のお話をしてみたいと思います。

 

 

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二世帯住宅のメリットとは?

二世帯住宅のメリットとしては大きく分けて4つあります。

 
建設費用の削減

親世帯・子世帯お互いに連帯保証人となってローンを組むことにより、借り入れもしやすくなり建設費も土地代がかからない分建物だけの費用負担となるので安く上がります。理想は、2世帯分離の方がなにかと問題が起こりにくいですが、キッチンやお風呂などを一つにまとめれることが出来れば、その分設備費用が削減になります。

光熱費の削減にもつながるのでエコにもつながります。

 

光熱費の削減

現在、各住宅メーカー様々なエコ住宅を販売しています。

例えば、へーベルハウスの二世帯住宅では、独自開発の【二世帯住宅向けエネルギー・シェア・システム】と言うものがあります。このシステムは、エネファーム太陽電池で作り出した電気とお湯を、両世帯で融通して使用する事で、エネルギー利用料を最大10分の1まで抑えることが可能だそうです。

 

家事や子育ての分担

共働きで子どものいる世帯にとっては、仕事で忙しい時に家事や育児を助けてもらいやすい事が最大のメリットなることでしょう。そうすることで、奥さんの出産後の社会復帰もしやすくなると思います。

 

相続税の減額

さらに、相続時にもメリットがあります。

かつては、分離型の二世帯住宅は『別居』と区分されていましたが、2014年の【小規模住宅地等の特例】に関する法改正によって、一定条件を満たせば330㎡の広さまでの土地の評価額が80%引き下げられるようになったそうです。

つまり、1000万の土地であれば200万となるのです。

 

これでかなりの節税効果が期待できますが、この法律を適用するには、区分登記をしない親または子の単独登記か出資割合に応じた共有登記にするなどの条件がありますので注意が必要です。

 

また2015年1月1日からは相続税基礎控除額が引き下げられました。

今までは相続人が1人の場合5,000万円+(1,000万円×法定相続人数)でしたが、今は3,000万円+(600万円×法定相続人数)になりました。

 

 


二世帯住宅のデメリットは?

メリットがあればデメリットもあります…

 

家族間のトラブル

やはりついて回るのが嫁姑問題…ドラマで見るような泥沼な惨劇が全国で繰り広げられているようです。傾向的には、奥さんの親と同居の方が上手く行っていると聞きます。

すべての家庭がそうではないので勘違いしないでください。我が家も2世帯住宅ですが、嫁姑関係は比較的良好だと思っています。

 

転売しにくい

従来型の二世帯住宅では転売しづらいというデメリットもあります。

同居する子以外にも相続人がいる場合、完全独立型または同じ敷地内に別棟を建てたほうが親世帯の家を更地にして売却するにも、賃貸住宅として貸し出すにも対策がとりやすい事でしょう。

 

相続トラブル

二世帯住宅は相続時に、兄弟間で揉めることが多いようです。

両親のうちどちらかが生きているうちは問題はないのですが、両親とも亡くなった時がもっとも相続争い起こる可能性があります。

 

なぜならば、その土地と建物がその両親の名義だった場合、子供全員の共有財産になるからです。

仮に子供が3人いて、二世帯住宅に住んでいるのが一番上の長男だけの場合、この長男が住み続けている限り、下の兄弟姉妹たちは分割された遺産を受け取ることができません。そこが、揉める原因となるのです。

 

私の場合は、一応兄弟間で現在住んでいる土地と建物は私がもらって良いと話はついているのですが、いざその時になったら人間どう出るか分からないので、揉め時のために続相当の現金をあらかじめ用意しておこうと妻と検討中です。

 

 

二世帯住宅を建てる前に気をつけたいこと

二世帯住宅を建てる前には、まずは両親とよく話し合い、同居によって起こりうるさまざまなトラブルを想定した上で、親側と子側の意見を一致させることがとても大切になります。

 

理想は、孫と一緒に暮らしたい親世帯と、共働きで子供の面倒をみてもらいたい子世帯の双方の希望や利便性が合致すれば最善です。子供にとってもおじいちゃんやおばあちゃんと暮らすことはプラスになる方が多いと思います。

しかし、良い事ばかりではなく両親の介護が発生する場合もあります。その時に配偶者にとって大きな負担となるので、その辺のすり合わせは夫婦間でやっておいた方が良いと思います。

 

これは私の経験談ですがこの時に頭に入れておいてほしいのが音の問題で、子どもがいるとどうしてもドタドタうるさいものです。特に、上から下への音はすごく伝わってしましいます。建築段階で対処できるのであれば、上から下への騒音への対応をした方が良いです。

 

我が家は、一緒に暮らしてから1年以上この音の問題で親と揉めました。揉めすぎて、同居解消の危機までいったくらいです。揉めたのは、私と親なので色々と擦り合わせが出来ましたが、これが嫁と姑だったら今の生活はないかもしれません…

 

 

配偶者の両親とは言っても世代も違えば育った環境も違う赤の他人、よほど気の合う人でなければ同居は難しいと思います。実の親でさえ、揉めたら一緒に暮らしたくなくなるのですから…

 

考えようによっては、たとえ毎月の光熱費が数千円高かろうと、相続で何百万も余計に払うことになろうと、平穏な心と平和な日常には変えられないのも事実です。

 

 

 

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