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どうしてバブル景気が訪れたのか?分かりやすく説明。

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そもそもバブル景気とは、なぜ【バブル】というのでしょうか?

 

泡のように膨張するが、それははかなくすぐに弾けてしてまう】ことから、バブルと言う言葉が使われているようです。

一時的には、良い意味で膨れ上がるけど、中身が全くない経済状況の事をバブル景気と言います。

 

 

経済学的には、

バブル景気=【実態価格を超えた資産価格の上昇に伴う過熱景気】

と言います。

 

前回は、バブルはなぜはじけたかという事を書きましたが、今日はどうしてバブル景気が訪れたのか書いてみたいと思います。

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1985年のプラザ合意

今から約30年くらい前の事、アメリカの景気が停滞していました。

その原因は、ドル高が進んでいたからでした。

 

ドル高=ドルの価値が上がるために、少ない額で円が買えます

要するに、輸出が不利になりその産業が不振に苦しんでいました。アメリカ国内の企業が輸出でモノを売ることが出来ずに、経済が停滞してしまいました。

 

そこでアメリカは、ニューヨークでG5(アメリカ・フランス・イギリス・日本・ドイツ)による極秘の会談を設けます。その目的は、ドル高是正ののための協調路線を作ることです。

 

要するに、アメリカ一国のために、各国が協調していく話し合いをしたのです。

当時から、アメリカは世界経済に大きな影響を与えていたので、各国が協調姿勢を見せることになります。

 

その結果、各国の財政を担当する大臣は、この会談の契約に合意します。

 

この合意は、NYのプラザホテルで行われたことから、プラザ合意(1985月9月)と呼びます。

 

 

円高不況への対策

このプラザ合意によって、各国は所有しているドルを大量に売ります。

ドルの価値を下げるために、流通しているドルを増やします。

 

その結果、【ドル高】⇒【ドル安】への政策変換が成功しました。

 

このドル売りを行った事で、日本の経済はどのような事になったのでしょうか?

 

ドルが安くなるという事は、逆に円が高くなる【円高】になります。

ドル高のアメリカの時と同じく、今度は日本の輸出産業が停滞していきます。

 

アメリカの経済再建の協力をしたことにより、今度は日本が不況に追い込まれます。

これが俗に言う【円高不況】です。

 

 

円高不況で日本政府が取った対応

この不況の際に、政府は財政出動】【金融緩和】の対応をとります。

 

財政出動

日本の経済が滞っている=消費活動、生産活動が行き詰っていると言う状態なので、経済を活発化を狙います。

その方法としては、公共事業などに投資して経済の活発化を狙いました。

 

国家単位での公共事業でお金を使うと、それだけで大きな経済効果があります。

経済活動とは、お金が動くことによって活性化するのです。

 

金融緩和

金融政策では、【公定歩合】の引き下げを行います。

 

公定歩合日本銀行が民間銀行へお金を貸付ける際の金利のこと

 

この金利が下がれば、利子が少なくなるのですから、民間銀行は日本銀行にお金を借りやすくなります。民間銀行がお金を借りやすくなると、企業がお金を借りやすくなります。お金を借りた企業は、そのお金を元に事業拡大や設備投資にお金を使います。

 

円高不況対策の結果、日本はバブルに繋がっていきます。

 

 

バブルまでの流れ

銀行がお金を借りやすくなる

会社の設備投資などが活発

工場などの建設用地が必要になる

土地の需要が高くなり、地価が上昇

企業が不動産業への参入

 

と言うようなバブルのスパイラスが生まれてきます。

 

銀行がお金を借りやすくなる

先ほどの公定歩合の引き下げによってお金を借りやすくなります。

銀行の資金繰りがしやすくなると、その資金を利用して民間企業への融資が積極的になります。銀行は貸し付けた際の金利のよって利益を得ることができます。

 

会社の設備投資の活性化

融資が受けやすくなった企業は、その資金を元手に設備投資やサービスの向上に資金を使います。具体的には、生産量を増やすために新たな工場を作る企業が多くなります。

 

工場を作るための土地購入

工場を建てるためには、工場用地が必要になります。

その土地も、需要が多ければ高くなります。当然売る方も商売なので、高い値段で買ってくれる企業に土地を売ることになります。

 

全国的にこのような売買競争が起こったため、土地の値段がドンドン上がっていくのです。その結果、土地もっている人は、持っているだけで土地の価格が上昇していきます。

 

不動産業への進出

持っているだけで土地の値段が上がっていくので、工場でわざわざ商品を作らなくても、土地を転がすだけでお金儲けができるようになります。

 

このように色々な企業が土地を買い、その土地を担保に多額のお金を借りるという事が起こります。様々な企業がこの土地を利用するビジネスに目をつけるようになり、不動産への進出を始めます。これを当時は【財テク】と呼ばれていたそうです。

 

 

 

 

最後に…

先ほど書いた通り、バブル景気は【実態価格を超えた資産価格の上昇に伴う加熱景気】と書きました。

 

土地の値段【資産価格】がドンドン上がっていくのを目の当たりにした国民が、これだけの土地の値段が上がっているのなら、今は景気はすごく良いのだろうと思ってしまう状態だったのです。

 

しかし、景気とはあくまでも気で、バブルもすぐに膨張するがいずれははじけてしまいます。

 

どうしてはじけたのかは、前回の記事で書いてますので読んでみてくださいね。

syu-katu-tensyoku.hatenablog.com